マイルドヘブンとヘブンスターは現代人の心理の縮図。

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マイルドヘブンとは、随分と人をくったようなネーミング。

 

つまりは出会いを求めるネットサービスなのだけれど、弟分というかヘブンスターというのもあって、少し呆れます。08年現在ではサービスは停止されていて、マイルドヘブンもヘブンスターも休止中。この休止中というのは、業界の常でマイルドヘブンにしてもヘブンスターにしても同じようなサービスが必ず再現するのは目に見えているから。

 

マイルドヘブンオリジナルの管理者も、次のアイデアを練っている事でしょう。結局のところ、90年代最後半から始まったネットで出会いの図式はむしろ加速している。マイルドヘブンだってヘブンスターだって、たまたま流れの中で自然発生したサービスなのだ。最盛期は月間100万PVを軽々超えたという。ん〜現代人の精神生活の寂しさを物語っている。

マイルドヘブンがどうして必要なのか? ますますサイバー化してゆく人間関係をついたヘブンスター

現代日本人の生活は豊かになっていない。マイルドヘブンやヘブンスターをはじめとする特殊画像や出会い機会の提供サイトが雨後の竹の子のごとく出ては消える現状はおそらく変わらない。マイルドヘブンを楽しんでいたのは主に働き盛りの20代〜30代の男性。

 

マイルドヘブンやヘブンスターでのストレス発散の夕べを超えて、朝になると満員電車に揺られ、会社では取引先や上司にどなられ、しかも仕事にミッションというか使命感もなく、ただ悶々とマイルドヘブンやヘブンスターのような自閉気味に楽しめる世界にすがるしかないのだ。既にサービスを停止しているマイルドヘブンやヘブンスターのドメインには、いまだに月間数千のアクセスがあるという。それくらい彼らの心は沈んでいる。

マイルドヘブン・ヘブンスターの復活はあるのか?

面白い調査結果がある。米国で行われたものだけれども、ネットは恋人の代わりになると応えた若者(対象は20歳から35歳の男女)が全体の3割に達したという。マイルドヘブンやヘブンスターの存在意義はここにある。必要悪とでもいえるかもしれない。

 

誰だって本当の人間関係は現実の中にしか無いと分かっている。しかしマイルドヘブンやヘブンスターの提供したものは強かったのだ。パソコンを立ち上げて、アクセスすればあの娘がいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれる。これがマイルドヘブンの真骨頂。ヘブンスターだけではない、その他に数百、数千とも言われるドメインが存在する。中でもマイルドヘブンとヘブンスターはネーミングの憶え易さも手伝って爆発的にアクセスを増やしたのだ。

 

このページでは、マイルドヘブンやヘブンスターの良し悪しは語る気はない。問題は、どうして必要なのかという理由が思いのほか難解だという事。その事をもっと考えてみたい。